小説伊坂幸太郎(残り38日)
みんほし4機も終わり、パワエレに進む。パワエレは勘の勝負である。
伊坂幸太郎さんの小説について書こうと思う。伊坂さんはデビュー作『オーデュボンの祈り』で賞をとっている。
ファンタジーものではあるが、まぁまぁ面白かったと思う。
伊坂さんは殺し屋系が非常に面白い。『グラスホッパー』『首折り男のための協奏曲』『マリアビートル』あたりであろうか。この3作がハマるやつである。
殺し方も色々あって、交通量の多い道路に突き飛ばす方法、首を捻る方法、毒殺やらあったと思った。突き飛ばす方法は、これを読んだ後は妙に背後を気にせずにはいられなくなる。
私感ではあるが、殺し屋たちの雰囲気、陽気なギャングシリーズの犯罪中に説教をかますとか、どっかで感じたなぁと思ったら
タランティーノ映画系好きなんじゃね?と思った。いかにも『パルプフィクション』なんじゃないかなぁ?
パルプフィクションでも、妙に饒舌な殺し屋、殺し屋2人と接点はある気がする。全く違うかもしれないので気にしないで欲しい。
伊坂さんの作品の中で、自分的にもっとも面白いと感じたのはかなりマイナーである『あるキング』である。
あまり、野球は詳しくないのだが、この作品で野球というスポーツの奥の深さを初めて知った。単にバットで球を当てるだけではないのである。この伊坂感覚がたまらない。