只々電験合格を目指す日記

電験3種合格を主体に書いていますが、栃木県の魅力を伝えたり、ミステリー小説についてなども書いていきます。

私小説とか(残り32日)

電験3種受験まで残り32日となったが、全く進んでいない。最悪法規だけでもとは思うがダラダラやることにする。

 

私小説について、芥川賞作家西村賢太さんはとても好きな作家だ。

2011年『苦役列車』で芥川賞を受賞している。

 

今まで、ミステリーやらばかり読んでいたため私小説、純文学的な小説は全く読んでいなかった。読んでみて、情景がそのまま浮かび止まらなくなる。

作業場へ向かうドロドロの感じ、なんともいえない苦役の情景は凄いなと思った。

もっと世渡り上手なら楽に生きれるのになぁと思いながら、またやっちまったかwと、

作者が愛おしくなる。

20冊ほど読んだが全て面白かった。匂いが伝わる作品ばかりである。

作者は10代の頃から、暇さえあれば小説ばかり読んでおり、酒のつまみに小説、寂しい時に小説と小説LOVEが伝わってくる。

私も酒のつまみに小説は欠かせない。

 

西村さん繋がりで、影響を受けた田中英光さんの『オリンポスの果実』というのを読んだが、凄まじいw

今話題のオリンピック出場の作品だと思うが、句読点の位置とかおかしくね?と感じてばかりで内容が全く入ってこない。ちゃんと読むといい作品だとは思うが、これでいいのか?と感じてしまい最後まで読めなかった作品である。